パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU―23アジアカップ(カタール)は15日に開幕する。大岩剛監督率いるU―23日本代表は、1次リーグB組で韓国、中国、UAEと同組となり、2位以上で決勝トーナメントに進出する。
ライバル・韓国とは22日の1次リーグ最終戦で対戦。10大会連続の本戦出場を目指す韓国は、日韓戦勝利に自信を示している。韓国メディア「スポーツ京郷」によると、今回のメンバーにアンケートを取ったところ、全員が目標は優勝と答え、絶対に勝ちたいチームに日本を選んだ。
同メディアによると、副主将のDFファン・ジェウォン(大邱)は、「日本は強い相手だが、(昨年の)杭州アジア大会決勝で勝った。十分に勝てる自信がある」と語ったという。両チームともアジア大会とは、メンバー構成が異なるとはいえ、日本には負けたくない意思の表れだろう。
チームを指揮する黄善洪(ファン・ソンホン)監督は、大岩ジャパンについて「日本のメンバーを見たが、これまで見てきた選手がほとんど参加している。日本は全体的に高いレベルにあるチームであることは明らか」と警戒するが、「目標は当然、優勝」と力を込める。
韓国はメンバー入りしていたMFヤン・ヒョンジュンの派遣をセルティックから拒否されるアクシデントがあったが、今回の直接対決はどちらに軍配が上がるのか。