伊藤涼太郎がMOM選出…圧巻2発で“救世主” 現地メディア絶賛「素晴らしい足元」

途中出場から2ゴールを決めた伊藤涼太郎【写真:(C) STVV】

プレーオフ2のメヘレン戦で途中出場、2ゴール奪取で逆転劇に貢献

ベルギー1部シント=トロイデンは現地時間3月5日にプレーオフ2の第2節でメヘレンと対戦し、3-2で勝利した。MF伊藤涼太郎が途中出場から2得点を決める活躍を遂げたなか、勝利の立役者となった働きに現地メディアから称賛されている。

シント=トロイデンは後半11分までに2点のビハインドを背負う展開となるが、後半13分からMF山本理仁との交代でピッチにたった伊藤がチームの救世主となる。

同22分、伊藤は中央でパスを受けると、そのままボールを右サイドに展開。MFヤルネ・シュトゥッカーズからのリターンパスを受けると、右足のシュートでゴールネットを揺らした。さらに2-2と同点として迎えた終了間際の同44分、伊藤は左サイドから中央に持ち込み、ミドルシュートで決勝点を叩き込んだ。

ベルギーメディア「Sporza.」は伊藤を試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。「伊藤は30分しかプレーしなかったが、2得点を決めた。この日本人は素晴らしい足元と見事なシュートを持っている」と絶賛した。

昨夏にシント=トロイデンにやってきた26歳のテクニシャンはこれで今季公式戦30試合で6得点2アシスト。ベルギーの地で持ち前の技術力の高さを存分に発揮している。(FOOTBALL ZONE編集部)

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