「少ないチャンスをモノにしてくる」なでしこJキャプテン熊谷紗希がアメリカの“一発”を警戒!「負けていい試合はひとつもない」

なでしこジャパンは現地4月5日、『SheBelieves Cup』の初戦・アメリカ女子代表戦の前日練習を実施。練習後に熊谷紗希がFIFAランキング4位の強豪との一戦で意識する点を語った。

アメリカとの前回対戦は、昨年2月のSheBelieves Cup。日本が主導権を握る展開も1点が遠く、最終ラインの背後へのボールに抜け出された1失点に泣き、0-1で敗戦した。

熊谷はこの試合を振り返りつつ、「少ないチャンスをモノにしてくるイメージはすごくあって、上手な綺麗な崩しではなく、ドンって得点をとれるチーム」とスピード、パワーを活かした一発があるアメリカを警戒した。

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そのうえで、この強敵を攻略するためのポイントを次のように述べた。

「こういうスタイルのアメリカに勝っていけないと世界でも勝っていけないと思うので、自分たちが仕留めるところは仕留める、チャンスもモノにするというところ、そして上手くいかない時間帯も上手くいくように、ピッチの中で修正する。これが大きなポイントになると思っています」

なでしこジャパンのキャプテンは、「負けていい試合はひとつもない。勝つことへのこだわりは絶対忘れないでやりたい」と勝利を誓った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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