【桜花賞/前日オッズ】好走馬30頭中29頭が「39.9倍以下」 “馬券内率52.9%”の内枠に潜む伏兵は?

JRAは6日、第84回桜花賞(GI、芝1600m)の前日最終オッズを発表した。

無敗の桜花賞馬を目指すアスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩陽一厩舎)が単勝3.3倍で1番人気、阪神JF2着で逆転を狙うステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が単勝5.1倍で2番人気。

以下、コラソンビート(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)が単勝5.9倍で3番人気、クイーンズウォーク(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が単勝6.4倍で4番人気。

◆【桜花賞2024予想】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 「GI本命連勝中!絶好調◎をチェック」

■好走馬30頭中29頭が「39.9倍以下」

過去10年、1番人気が【2.3.1.4】で、このうち単勝1倍台が【2.1.1.2】。2.0~3.9倍が【0.2.0.2】と、人気に応える勝利は少ない。ただ4頭の1番人気馬が8枠に入っており、【1.2.0.1】の成績。2020年の2着馬レシステンシア、21年のサトノレイナスは自身より内にいた2番人気馬に先着を許した。2022年はナミュールが大外枠で大敗、2番人気だった8枠16番のサークルオブライフは4着までと、難しい競馬を強いられた結果と言えそうだ。

近年の傾向は外差しがなかなか決まりにくく、このあたりを考慮すればアスコリピチェーノは不利が少なく、まともなら馬券外は考えづらい。

全体で見ると、単勝オッズ39.9倍以下が【9.10.10.53】で40倍以上は【1.0.0.95】。基本的に大荒れはないが、例年5~8番人気の伏兵が最低1頭は馬券に絡んでおり、中穴の押さえは必須。5~8番人気【3.3.7.37】のうち、単勝オッズ10.0~39.9倍なら【2.3.7.24】複勝率33.3%。さらに1~5枠の馬に限ると【2.2.6.9】複勝率52.9%、複回収値255にアップする。想定8番人気以下で10.0~39.9倍のラインに入りそうなイフェイオンは、前で渋太い脚を活かせる2枠に入り、妙味をもたらしてくれそうだ。

馬連は(9)アスコリピチェーノ-(12)ステレンボッシュが6.6倍、3連複は(2)クイーンズウォーク-(9)アスコリピチェーノ-(12)ステレンボッシュが12.0倍、3連単は(9)アスコリピチェーノ→(12)ステレンボッシュ→(2)クイーンズウォークが42.9倍で1番人気。アスコリピチェーノが絡まない3連単は(12)ステレンボッシュ→(2)クイーンズウォーク→(8)コラソンビートの組み合わせで139.3倍となっている。

■6日・前日最終オッズ

人気馬名単勝1アスコリピチェーノ3.52ステレンボッシュ5.13コラソンビート5.94クイーンズウォーク6.45チェルヴィニア7.86スウィープフィート8.67ライトバック17.68イフェイオン29.39エトヴプレ45.410キャットファイト57.111マスクオールウィン71.912ハワイアンティアレ73.213セキトバイースト74.714セシリエプラージュ87.115テウメッサ111.616シカゴスティング173.017ワイドラトゥール204.618ショウナンマヌエラ216.0

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

◆【桜花賞2024予想】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 「GI本命連勝中!絶好調◎をチェック」

◆【桜花賞2024予想/追い切り診断】ステレンボッシュを超える「S」評価 GI舞台にふさわしい“抜群”の攻め気配

◆【桜花賞2024予想/追い切り診断】アスコリピチェーノを上回る「A」評価 「大先輩を子供扱い、勝ち負けできる状態」

(SPREAD編集部)

© 株式会社Neo Sports