世界各地の自然を撮影 写真家・高砂淳二写真展 京都市下京区美術館「えき」KYOTO

世界各地の自然を撮影する写真家による作品展が、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まりました。この作品展は、世界中の自然を撮影する写真家・高砂淳二さんの作品を集めたものです。会場には、高砂さんが38年間にわたり撮影してきた116点の写真が展示されていて、これまでの代表作に加え、新作も展示されています。空から撮った巨大な丸い虹や広大な海岸を駆け巡るペンギンなど、自然の雄大さや生命の神秘を多角的に感じられます。なかでも「フラミンゴ」は、南米・ボリビアにあるウユニ塩湖で羽を休めるフラミンゴを写していて、世界最高峰と言われている自然写真コンテストの自然芸術部門で、最優秀賞を受賞しました。雲やフラミンゴが湖に反射した風景は幻想的で、高砂さんによりますと、思い思いの姿でくつろぐフラミンゴを撮影するために、およそ2時間待ったということです。この写真展は5月19日まで開かれ、期間中は高砂さんによるギャラリートークも開催されます。

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