１５日に開幕するパリ五輪アジア最終予選を兼ねるＵ―２３アジアカップ（カタール）を前に、中国メディアから韓国に対して不満の声が上がっている。
１次リーグＢ組の中国は、日本、韓国、ＵＡＥと同組となり、２位以上で決勝トーナメントに進出する。韓国の主将を務めるビョン・ジュンス（光州ＳＣ）は日本をライバル視するも、中国への言及はなかった。
そんな中、中国メディア「新浪体育」は「韓国の主将は、同じグループの主な競争相手は日本だと率直に述べたが、中国については言及しなかった」との見出しを立て「特に中国チームに対する無知さが物議を醸した」と伝えた。
その上で「韓国が日本を非常に重視していることを明らかにしているが、中国が同じグループにいるのにもかかわらず、明らかに中国を軽視していることを示している」と糾弾し「特に中国の存在を無視して、対戦相手を見下しているように見える。中国のサッカーでの実績は韓国や日本ほどではないが、近年はかなりの競争力を見せており、対戦相手を驚かせる能力は十分にある」との見解を示した。
中国と韓国は１次リーグＢ組第２戦で相まみえるが、果たしてどうなるか。
