【阪神】佐藤輝明が豪快決勝2ラン「もうちょっと飛ぶかなと思った」チームは借金完済

決勝ホームランを放った佐藤

阪神は6日のヤクルト戦(神宮)に4―3で逆転勝利。今季初の連勝&カード勝ち越しを飾り、借金を完済した。先発の大竹が6回を4安打2失点にまとめ1勝目をマークした。

前日5日のカード第1戦に続き、ヒーローインタビューを受けたのは佐藤輝明内野手(25)。2―2と同点の7回無死一塁でこの日3度目となる打席に入ると、相手先発・吉村の初球ストレートを真っ芯で捉え2戦連発となる決勝2号2ランを、右中間席に叩き込んだ。

ど真ん中に入ってきた失投を見逃さず一撃で仕留めた。インパクトの瞬間、超満員の2万9013人がスタンドインを確信した規格外の放物線はこの日も美しい弧を描いた。

マイクの前に立った背番号8は「最高です。決勝の2ランの感触は? もうちょっと飛ぶかなと思ったんですが、ギリギリでした」とケロリ。左翼席の虎党を笑わせると「いい状態です。明日も勝ちます」と敵地スイープを誓った。

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