春先から6月頃にかけて、旬を迎えるアスパラガス。
シャキシャキとした食感や、ほんのりとした甘みがおいしい一方、「苦味が嫌」という人もいるようです。
苦味はアスパラガスの特徴の1つですが、あまりに強い場合は、ほかの食材と合わせづらい面もあるでしょう。
どうしたら、苦味が少ない状態で食べられるのでしょうか。
アスパラガスの苦味は増える!
種苗メーカーのタキイ種苗株式会社は、自社のウェブサイトで野菜の特徴や保存方法などについて紹介。アスパラガスについても記載しています。
同社によると、アスパラガスは鮮度が落ちると苦味が出てくるとのこと!
新鮮なうちに食べ切ること
アスパラガスは鮮度が落ちるとすじ張ってかたくなり、苦味が出てきます。
買ってきたらできるだけその日のうちに食べきってください。
新しいものは、濃い緑色で全体にはりがあり、茎は太く、穂先までかたくまっすぐしています。
穂先きが曲がっていたり先細りしているもの、シワのあるものは避けましょう。
冷蔵庫で保存している間に鮮度が落ちたら、苦味が増した状態に。買った後、使うのを後回しにしがちな人は、注意したほうがよさそうです。
苦味に弱い人は、アスパラガスを購入したら新鮮なうちに調理して食べましょう!
なお、保存の際は「冷凍保存がおすすめ」とのこと。
冷凍保存法
アスパラガスがたくさんある時には、生での保存より冷凍保存がおすすめ。
塩ゆでして、さっと冷水にさらし色止めをしたら、フリージングパックへ入れて冷凍庫へ。4週間ほどもちます。
解凍する時は、自然解凍か、フリーザーバッグごと水に浸けてゆっくり溶かすのがポイント。
苦味が少ない状態でたくさん冷凍しておけば、必要な時にいつでもおいしいアスパラガスが使えますね。
アスパラガスを買う予定の人は、覚えておきたい知識です!
[文・構成/grape編集部]
出典
タキイ種苗株式会社