お笑いタレントのほんこんが６日、ラジオ大阪「土曜の午後は、トコトンほんこん！」に出演。静岡県の川勝平太知事について言及した。
川勝知事は１日に行った新規採用職員向けの訓示で「県庁はシンクタンクだ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」と発言し批判が殺到。２日に６月議会で辞任すると突如表明した。
３日に改めて行われた会見で川勝知事は「リニアが大きな区切りを迎えたのが一番大きい」と辞任理由を語ったが、ほんこんは「『リニアが大きく一区切りができたんで私は』と。『開業延期が決まった私の仕事は終わった』と。いや何の仕事やねん！」とバッサリ。
川勝知事はトンネル掘削工事に伴って大井川の流量が減る問題や、南アルプスの生態系の問題などを挙げて、工事に反対してきたが、ほんこんは「難クセ、ただただ」と顔をしかめ「なんでこれを先延ばしすんのか。これで辞めんでええやん。水問題とかを言うのやったら、絶対にずっと止めとかな」と矛盾を指摘した。
さらに「知事に権限を与えすぎやな。国家プロジェクトやねんから、国全体で物事考えて、審査会とか審議会とかには参加してもええけど、そんな権限を持たしたらアカンのちゃうかなとか思ったけど」と私見を述べた。
また、前出の差別的発言については「『切り取られた』って、お前言うとるがな！ 『御殿場はこしひかりしかない』とか同じ静岡県やで。静岡の知事っていうたら家で言えば静岡のお父さんやん。お父さんが兄弟に優劣つけとんやん。そんなん絶対やったらあかんことやし。優劣つけたがんのやろね、この方」と憤っていた。
