【新日本】3K対決は悲劇の幕切れ…YOH左肩脱臼で無念96秒レフェリーストップ SHOは初防衛

試合中に左肩を脱臼したYOH

新日本プロレス6日の両国国技館大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がYOH(35)の挑戦を退け、初防衛に成功した。

2月札幌大会でIWGPジュニア初戴冠を果たしたSHOのベルトをYOHが持ち逃げ。かつて名タッグ「ロッポンギ3K」でジュニアタッグ戦線を席巻した元パートナー対決は、悲劇の結末が待っていた。

YOHの入場時からSHOが襲撃を仕掛けたタイトルマッチは、いきなりフルスロットルの展開。しかし、YOHが低空ドロップキックを放った際に左肩を脱臼してしまい、1分36秒で無念のレフェリーストップ負けとなってしまった。

かつてのパートナーとジュニア最高峰のベルトをかけて戦う最高の舞台でアクシデントに見舞われてしまったYOHは、リング上で治療を受けると退場時には涙。一方のSHOは高笑いを浮かべていた。

IWGPジュニアを巡ってはDOUKIと藤田晃生が挑戦に名乗りを上げ、両者による次期挑戦者決定戦が浮上。SHOはDOUKIにベルトを奪われて、またも丸腰で退場となった…。

この日はジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の出場選手が発表されたばかり。YOHもエントリーされているが、出場の可否は精密検査の結果次第となりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社