【西武】隅田知一郎 7回零封で前夜の〝悪夢〟一掃「相手の狙いを読んで配球を切り替えた」

西武・隅田知一郎

西武は6日の日本ハム戦(エスコン)に5―2と逃げ切り、連敗を2でストップ。今季の通算成績を5勝3敗とした。先発した隅田知一郎投手(24)は7回を98球、4安打無失点5奪三振にまとめ、開幕から2連勝を挙げた。

前夜サヨナラ負けの嫌な流れを止めた隅田は「今日は初回からしっかり入れましたし、ストレートもよく投げられたと思います。1回表に万波選手の好プレーがあった後なので、相手チームに流れがいなかないように、先頭打者を抑えることができたのは良かったです」と振り返った。

その上で「相手チームが高めに目付けしていたこともあって、チェンジアップからフォークに切り替えて、配球を組み立てました。昨日の延長もあったので『できるだけ長く投げたい』と思っていましたが、7回で終えてしまった点は悔しいです」と、相手の狙いをかわしての投球が勝因だったことを語った。

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