【F1】角田裕毅は予選10番手 過去の日本GPになかった「プレッシャー」を吐露

ファンからの声援に笑顔で手を振る角田裕毅(カメラ・秋山昌輝)

FI第4戦の日本グランプリ(GP=決勝7日、鈴鹿)は6日、公式予選が行われ、RBの角田裕毅(23)は上位10台による3次予選(Q3)までに進出し、10番手につけた。

3段階のノックアウト方式で行われる予選で、3戦連続Q3まで進出。母国GPでの期待が高まる中、予選の結果を受けて角田は、英メディア「スカイ・スポーツ」のインタビューで「日本のファンの前でQ3に進めたことにホッとしている。過去(の日本GP)と比べると、少しプレッシャーを感じていたので。でも日本のファンの前で、とても楽しめたし、Q3進出を決めて10位でフィニッシュできたことはうれしい」と重圧も明かした。

その理由については「過去の日本GPで僕はルーキーに近かった。それに鈴鹿の前のレースでいい結果を出せなかったから、プレッシャーはさほど感じなかった。でも、今回はオーストラリアで7位といい結果を出せたことで、プレッシャーを感じていた」と説明。成長していく過程で、この手のプレッシャーは避けて通れない。期待された中でも結果を出すことによって、さらに上のレベルへと到達できそうだ。

公式予選では、今季2勝で総合4連覇を目指すレッドブルのマックス・フェルスタッペンが開幕から4戦連続となるポールポジション(PP)を獲得。同僚のセルヒオ・ペレスが2番手につけ、マクラーレンのランド・ノリスが3番手となった。

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