新団体旗揚げ控えるロッシー小川氏 WWE殿堂入り式典を視察「日本人スーパースターに希望を与える」

ステファニー・マクマホン氏(左)と記念撮影(ロッシー小川氏提供)

新団体旗揚げに向けて始動した元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が5日(日本時間6日)、米WWEの名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」セレモニー(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を訪れた。

今年の殿堂入り者としてスピーチした元女子プロレスラーの〝女帝〟ことブル中野(56)の5分20秒にわたる英語スピーチを聞いた小川氏は「感動しましたよ。やはり日本人スーパースターの草分けにふさわしい、堂々としたパフォーマンスで、大喝采を浴びていました」と賛辞を贈った。

今年はブルのほか、ボクシング元世界ヘビー級王者の故モハメド・アリさんやポール・ヘイマンらが殿堂入り。小川氏は「現在の日本人スーパースターに希望を与えるにふさわしい式典でした」と興奮ぎみに語った。

式典が行われたウェルズファーゴセンターでは、イヨ・スカイ、カイリ・セイン、アスカの日本人スーパースターのほか、ダコタ・カイ、スティーブン・リーガル、アブドーラ・ザ・ブッチャーらとも旧交を温めた様子。このままプロレスの祭典「レッスルマニア」(6、7日=日本時間7、8日、フィラデルフィア)を観戦する模様だ。

小川氏は2日に新団体旗揚げに向けた初会合を行い「今月中に何かしら発表ができると思います」と語っている。今回のWWE視察は、新団体旗揚げに向けた動きと関連するのか気になるところだ。

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