【巨人】坂本勇人が執念ヘッスラ! ミス帳消しの打撃&走塁で魅せた

果敢に本塁に突入した巨人・坂本勇人

巨人・坂本勇人内野手(35)が6日のDeNA戦(東京ドーム)で執念のヘッドスライディングを見せた。

1点ビハインドの4回の先頭で打席を迎えた坂本は、相手先発・ケイが投じた5球目、141キロの直球をうまくはじき返してセンター前へ。続く長野の左前打、大城の内野ゴロの間に三塁まで進塁。最後は吉川が三塁方向に打球を転がすと、その間に本塁へ激走し、ヘッドスライディングで生還した。

際どいタイミングにDeNA・三浦監督はリクエストを要求するも、ビデオ判定の結果覆らず、生還が認められ同点。4回の守備では自らの送球ミスから逆転を許しただけに、自らの失態を打撃と走塁で取り返した格好だ。

その後はなお一死一、二塁から代打・萩尾が左前打、続く浅野が犠飛を放って勝ち越しにも成功。ベテランの執念がチームに勢いをつけた。

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