右肩手術でシーズンエンドのランドル…決断までの苦悩を吐露「復帰に全力を注いだ」

4月5日(現地時間4日)、ニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドルが右肩の手術を受けるため、今シーズンの残り全試合を欠場すると報道された。

ランドルは1月下旬に右肩脱臼のアクシデントに見舞われ、今シーズン中の復帰を目指して経過を観察していたものの、手術に踏み切ることに。現地メディア『Bleacher Report』のインタビューに応じたニックスの大黒柱は、リハビリの過程で挫折を味わったことを明かした。

「今シーズン中に復帰するために全力を尽くしたということ、それをみんなに知ってもらいたい。僕の意向があって、だから(最初は)手術を選ばなかったんだ。最終的な決断を下したのは5週間ほど前で、フルコンタクトの練習に参加したんだけど、また肩をケガしてしまった。最初に脱臼したときと同じ感じになって、それ以来苦しい戦いが続いているよ」

ランドルによると、来シーズンには完全体で復帰できる見込みのよう。「手術を受けるのは、現時点では僕にとって唯一のオプションだった。悔しいけど、あらゆることを試したのだから平穏な気持ちではあるよ」と、不安やプレッシャーから解放されたような様子を見せている。

「プレーできるのか、それともできないのか。それをはっきりさせたかったんだ。このプロセスを経たことに後悔はない。チームのために、コートへ戻るチャンスを自分に与えなければならなかったと思っている」

ニックスは右ヒジの炎症でOG・アヌノビーも離脱中ではあるが、彼の症状は快方に向かっている模様。「誰が試合に出たって、このチームには自信がある。彼らを信じて応援するよ」と声援を送ったランドルのためにも、残りの面々には奮起が期待される。

【動画】今季のオールスターに選出されたランドル

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