『繁殖犬との494日間』家族になり"少しずつ変わっていく奇跡"に涙が止まらない「表情が違う」「最期幸せでよかった」と感動の声

今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル「Momo & LEON life」に投稿された1本の動画です。動画は11万回以上も再生され、「泣きながら見ました」「神様っているんだな」「最後幸せでよかった」など、多くのコメントが寄せられています。

元繫殖犬のももちゃん

「Momo & LEON life」は、保護犬との暮らしやレスキュー活動の様子を投稿しているYouTubeチャンネルです。今回の映像は、繫殖犬として過酷な犬生を送っていた『もも』ちゃんとの記録。迎え入れから亡くなるまでの494日間をまとめています。

初めて家に来た当時のももちゃん

ももちゃんがやってきたのは2020年11月のこと。『臆病で人が嫌いな犬』と紹介された通り、初めて家に来たももちゃんは人前でご飯を食べられないほど怯えていました。隠れるように生活し、水を飲むときも飼い主さんの様子をチラチラと伺っていたそうです。目を見開いて怯えきっている姿から、今までどんな扱いをされていたか想像させられます…。

お手入れもされていなかった…

飼い主さんから隠れるように生活していた

抱きしめてあげると…

毎晩のように夜鳴きするももちゃんの姿を見て、そのたびに抱きしめてあげるようにした飼い主さん。すると徐々に近寄ってくれるようになり、なんと自分から膝に乗ってくるまでに変化しました。

夜鳴きするももちゃんを抱きしめる

それからというもの、お腹を見せたりおもちゃで遊んだり、犬らしい姿が見られることも多くなったそう。同じような境遇の保護動物たちとの暮らしも、外の世界を知らなかったももちゃんのいい刺激になったようです。いつからか、数か月前の怯えた表情は一切消えていました。

おもちゃで遊ぶ姿も見られるように

ドッグランで走り回る姿に涙

同居犬との出会いもいい刺激に

幸せな最期

そんなある日、ももちゃんに腫瘍が見つかりました。宣告された余命は1ヶ月。残された時間を大切にしようと、みんなで一緒に寝たりトリミングに連れて行ったりと駆け足で思い出を作ったそう。そして2022年4月2日の朝、みんなに愛されたももちゃんはお空に旅立っていったのでした。病気というのが信じられないほど、亡くなる直前まで同居犬と元気に遊んでいたといいます。

余命は1ヶ月と宣告を受ける…

駆け足で思い出を作った

大変な経験をしながらも、生きる力と飼い主さんの愛で幸せな最期を迎えられたももちゃん。飼い主さんはこのできごとをきっかけに、もっとたくさんの犬を幸せにしてあげたいと感じるように。現在も保護活動に尽力しているそうです。

たくさん愛されたももちゃん

この投稿には「ももちゃんの犬生は間違いなく幸せだった」「貴女に廻り会えて幸せだったと思います」「今度生まれ変わったら主さんの元に来てくれますように」などのコメントが寄せられています。笑顔を見せてくれるまでに変化したももちゃんの姿が、幸せだったという証なのではないでしょうか。

写真・動画提供:YouTubeチャンネル「Momo & LEON life」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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