新日本プロレス6日の両国国技館大会で、ジョン・モクスリー(38=AEW)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」狩りに成功した。
モクスリーはH.O.Tと抗争している弟子の海野翔太のパートナーとして、この日の大会に出場。成田蓮&ジャック・ペリー組と対戦した。
成田に改造プッシュアップバー攻撃を狙われたモクスリーだったが、海野が飛び出して身代わりに。身体を張ったアシストを受けると、バックドロップで反撃に転じた。なおも粘る成田にダブルクロスを狙われながらも、これを回避してデスライダーで3カウントを奪ってみせた。
バックステージでは「H.O.Tめ、よく分からないグループだな。クールの真逆だ。ちょっと恥ずかしい。ダサい下手な細工ばっかりしやがって。レン・ナリタはアンダーテイカーめいたことをして…ダサいだろ」と成田およびH.O.Tを酷評。「それでも俺はアイツらをリスペクトする。この業界の未来は、近道をせず全身全霊をかけて苦難があっても諦めずに進み続けるヤツがつかみ取るんだ。ナメるなよ! 新日本、厳しい世界なんだ! 難しいんだ!」と熱弁した。
モクスリーは12日(日本時間13日)の米国・シカゴ大会でIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也とのシングルマッチを控えている。この日のメインイベントで内藤が辻陽太の挑戦を退けV2に成功すると、直後のリングに登場。内藤から挑戦を呼びかけられ、IWGP世界王座初挑戦が決定的となった。