本県オリジナル品種の酒米などをPRする応援ソングが完成した。ロック調とワルツ調の2曲で、収録したCDは県酒造組合に贈られた。今後、本県の米や日本酒の消費拡大につながるよう、イベントなどを通じてアピールしていく。
曲は、県産米の普及と消費拡大を願ってオリジナル曲を作り続けている県職員の登堂かほるさん(64)が作詞作曲を手掛け、盛岡市のシンガー・ソングライターの田口友善さん(72)が歌、盛岡スコーレ高校講師の高原直人さん(66)がバイオリンを担当した。
このうち、「新・俵積み唄(酒米の唄)」は民謡の「南部俵積み唄」を乗りの良いロック調に仕上げ、歌詞の中に県産の「ぎんおとめ」や「結の香」「吟ぎんが」といった酒米を登場させた。もう1曲の「いわて純情米ワルツ」は、「笑顔で手を振る『ぎんおとめ』」と「ぎんおとめ」を女性に見立て、「吟ぎんが」「銀河のしずく」「金色の風」など酒米や食用米の名を組み込んで恋心を表現したラブソングに仕立てた。