2月の通貨統計、総預金0.2%増

香港金融管理局(HKMA)は3月28日、2024年2月の通貨統計を発表した。同日の政府新聞公報によると、2月の認可機関の総預金残高は前月比0.2%増で、うち香港ドル預金は0.2%減、外貨預金は0.6%増。1~2月の総預金残高は0.4%減、香港ドル預金は同0.5%減となっている。香港の人民元預金は2月に1.0%増、2月末現在で9642億元。越境貿易決済の人民元取引総額は2月に1兆644億元に上り、1月の1兆4009億元より減少した。預金残高の変動は金利動向、市場での資金調達活動など多くの要素の影響を受ける。このため長期の趨勢を観察する必要があり、月単位の変動を過度に読み解く必要はない。

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