北陸新幹線開業を機に2次交通を活用した福井県内の観光を充実させようと、日本航空(JAL)のキャビンアテンダント(CA)が同行して貸し切りタクシーで巡るツアーが、4月6日始まった。初日は関西から訪れた家族が、「JALふるさと応援隊」のCAと一緒に嶺北の観光地などを回った。
このタクシー観光ツアーは、福井県旅行業協会とJALが県と連携して企画した。応援隊は各地域の活性化を支援するため、ゆかりのあるCAが活動する取り組みで、この日は福井市出身のCA(34)が同行した。
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嶺北、嶺南コースで6月までに、初回を含め延べ24回の設定日が設けられている。福井県旅行業協会の担当者は「CA同行ツアーをはじめ、さまざまな観光商品を充実させていきたい」と話していた。