フードコーディネーター すずき尋巳さんのお取り寄せ【北海道・十勝を代表するおいしいもの】 六花亭のヨーグルトと柳月のきなごろも

おいしいものを知り尽くして、食べ尽くしている料理のプロの方々が、自らお取り寄せをしているものは何? そんなお取り寄せを私も食べてみたい!という想いをかなえるこの企画。今回から3回にわたりお気に入りを教えてくださるのは、フードコーディネーターのすずき尋巳さんです。おいしいものの宝庫、北海道ご出身のすずきさんイチ推しのお取り寄せを、たくさん紹介していただきましょう。

監修者
フードコーディネーター すずき尋巳

北海道帯広市出身。1987年からフードコーディネーターのアシスタントをはじめ、テーブルまわりのコーディネートをメインに活躍。料理、雑貨、インテリア、そしてキッズ&ベビー中心のライフスタイルに関する媒体のスタイリングも手がけ、独立してからの35年間で、関係書籍は500冊以上に。個人の活動以外に、スタイリストとコーディネーターのユニット集団「tricko/トリチェコ」の代表としても活動中。4月17日発売の「はじまりのサラダと栄養学」(サラダ王子:田代健斗著/KADOKAWA)ではスタイリングを担当。

六花亭「六花の森ヨーグルト」

濃厚でクリーミー。一口でとりこになる「六花の森ヨーグルト」105g/230円(税込・送料別)

六花亭といえば、北海道に行ったことがなくても、知らない人はいないほどのビッグネーム。「マルセイバターサンド」や「十勝日誌」など有名なお菓子がたくさんありますが、なかでもすずきさんが注目しているのは、「六花(ろっか)の森ヨーグルト」です。

乳酸菌の選定からこだわったヨーグルトは、クリームのようになめらかな食感で、六花亭のひそかな人気商品なのだそう。

すずきさんがこのヨーグルトに出会ったのは地元へ帰省したとき。
「地元の友人、会う人みんなにすすめられて。食べてみたら、甘味と酸味は控えめでリッチな味わい。ヨーグルトというよりすでにひとつのスイーツですね。標準サイズの容器でなく、カフェオレボウルで食べたいくらいおいしいです!」と熱く語ってくださいました。

ヨーグルトというと、毎朝食べるのを習慣にしている人もいるでしょう。
その際、ジャムやはちみつなどでのアレンジもおいしいかもしれませんが、とにかく完成度の高いこのヨーグルトは、そのままいただくのがいちばんおいしいとすずきさん。

「ごくたまに、グラノーラやドライフルーツと合わせるときもあり、それもおいしいのですが、やはりそのまま、スプーンでひとくちひとくちいただくのが至福の時間です」

お取り寄せはこちら
六花亭オンラインショップ
https://www.rokkatei-eshop.com/store/top.aspx
※注文方法
上記サイトより注文。

柳月の「きなごろも」

北海道・十勝産の大豆を丹念に煎り上げた香ばしいきなこを柔らかなお餅にたっぷりとまぶした「きなごろも」。6袋入り。760円(税込・送料別)。

帯広出身のすずきさんだけに、北海道の食材への愛もたっぷり込められた今回のお取り寄せ品たち。
二点目も、すずきさんが子どもの頃から大好きだった、帯広の自慢のお菓子をご紹介します。

「小さな容器にきな粉たっぷりのお餅が3つ入って、千代紙みたいに綺麗な柄物のナプキンに包まれている『きなごろも』。帯広のお菓子屋さんの名物ですが、私の子どもの頃からあるので、もう半世紀以上売られているのでは……」

パッケージがかわいらしいのは昔から変わらないそうですが、すずきさんは、昔の風呂敷に包まれたバージョンがとても懐かしいそうです(今はデザインが変更になっています)。

「この柳月と六花亭は、どちらもおいしいお菓子がたくさんあり、地元では昔から柳月派vs六花亭派というのがありました。どちらかといえば和菓子より洋菓子好きな私も、この『きなごろも』には目がなく、きなこが大好きなので、年に何度かまとめて取り寄せています」

六花亭と柳月は、共に昭和から切磋琢磨しながら発展し続けているメーカーで、十勝(地方)の誇り。そんな2大メーカーの牽引もあって、帯広、十勝はスイーツ天国と呼ばれるほどに。

自然が豊かで、酪農、農業、漁業、とどれも盛んな北海道のおいしいものたち。すずきさんのナビゲーションを頼りに、ぜひおいしいお取り寄せをしたいですね。

お取り寄せはこちら
柳月
https://www.ryugetsu.co.jp/
※注文方法
上記のサイトより注文。

※記載されている情報は2024年4月のものです。


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