女子プロレス「エボリューション」の石川修司ＧＭ（４８）が、スターダムを退団した５選手への参戦オファーを検討していることを明かした。
３月いっぱいで林下詩美、ジュリア、ＭＩＲＡＩ、桜井まい、弓月の５人がスターダムを退団。退団翌日にはジュリアがノア新宿大会に電撃登場するなど、早くも新たな動きが出ている。
ジュリアだけは米ＷＷＥ移籍の可能性が残る中、離脱組は元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏が旗揚げ予定の新団体への合流が有力視される。
石川ＧＭは「ウチにも出てほしいですね。本当はオーディションにも来てほしかったのですが。女子のトップの選手がいるので、ウチの選手に胸を貸していただけるとありがたい」と語り、参戦オファーを出す考えを示した。
また、早ければ今月中に発表される見込みの小川氏新団体を「いいんじゃないですか。業界が活性化されますし、波が来たら盛り上がりますし」と歓迎。「我々も対抗できるライバルになれるように頑張りたい。ネームバリューがすごいので、負けられないですね」と対抗心を燃やした。
エボリューションの次回興行は１６日の東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ大会。石川ＧＭ発案のレギュラー参戦をかけたオーディションマッチとして藪下めぐみ＆ウナギ・サヤカ vs 花園桃花＆志真うた、チェリー＆リアラ vs 雫有希＆フライングペンギンが行われる。
１０分１本勝負の試合後に各自３０秒の自己アピール時間が設けられ、石川ＧＭ、諏訪魔プロデューサー、中西光司代表、観客の拍手による計４票のうち、最多の得票を得た選手が同日の決勝に進出。決勝でも同様の投票を行い、勝者がレギュラー参戦選手に決まる。
石川ＧＭはウナギのエントリーを「会社的に彼女の認知度や発信力を考えると、むげに断ることができなくて…」としつつ「とにかく本番の試合と自己ＰＲを見て判断します。ウナギ選手のことは、諏訪魔プロデューサーに任せます」。面倒なことを丸投げし、さっそくどこかに電話をかけていた。
