松山英樹は8打差4位で最終日「伸ばしていけるように」 久常涼54位

パーオン率は72%(13/18)だった

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 3日目(6日)◇TPCサンアントニオ オークスコース(テキサス州)◇7438yd(パー72)

首位に10打差の34位で決勝ラウンドに進んだ松山英樹は6バーディ、ノーボギーの「66」と伸ばし、通算7アンダーの4位に急浮上。「差はあると思うけど、しっかり伸ばしていけるように頑張りたい」と、首位に8打差で迎える最終日を見据えた。

松山は出だしの1番で2m弱につけてバーディ発進。2つ伸ばして折り返した後半でさらに加速し、1.5mにつけた12番、「たまたま入ってくれて良かった」というグリーン左ラフからチップインを決めた14番(パー5)とバーディを重ねる。上がり2ホールも連続バーディで締めくくり、この日ベストに並ぶ好スコアで終えた。

5打リードの単独首位から出たアクシェイ・バティアが「68」と伸ばし、通算15アンダーでその座を堅守。後続に4打差をつけ、2023年「バラクーダ選手権」以来となるツアー2勝目、そして最後の1枠となる次週「マスターズ」出場権の獲得に前進した。

通算11アンダーの2位にデニー・マッカーシー。通算8アンダーの3位にブレンドン・トッド。松山と並ぶ4位にラッセル・ヘンリーが続いた。

5位から出た世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は「72」と伸ばせず、通算5アンダーの7位に後退した。

63位スタートの久常涼は3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算1オーバーの54位で最終日に入る。

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