竜の若き大砲が全開!ここ5試合で打率.368、3本塁打と好調・細川成也に谷沢氏「ボールをセレクトできている」と配球の読みを評価

◆ 強竜打線復活へ

中日が広島相手に4-0と完勝。これで2カード続けて勝ち越しとなり、貯金も1で2位の座をキープした。

先発の涌井秀章の今季初勝利を強力にアシストしたのは、若き大砲の一発だった。1点リードの5回2アウト1塁で打席に入った細川成也は、広島先発・ハッチの初球のストレートを一閃。打球はバックスクリーンへ一直線に飛んでいき、貴重な追加点をあげることに成功した。

この日は第2、第4打席でもヒットを放ち猛打賞もマークした大砲に対し、6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は「19打席目に、名古屋でサヨナラホームラン打ってから、これがもうシーズン3本目のホームランですからね」と一気に調子を上げてきたことに言及。

そのうえで「やはりこのフルスイングは、スイングスピードだけじゃなくてね。やっぱり変化球にも合わせながら、読みながら、 そうやってボールをセレクトしていくというものが出てきましたね」と配球面の読みも冴えていると分析。また「その前に中田翔がいるからね。全面的に自分に降り掛かってこないから。だからある程度は余裕があると思うんですね」と昨年と違い4番にも怖い打者が座っていることで、マークが分散されていることも好調の要因と解説した。

ここ5試合で打率368、ホームラン3、打点4と大暴れの細川成也。強竜打線復活には、この男の覚醒は欠かせない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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