障がい者アーティストの作品を展示販売 13.14日、那覇市で開催 聖マタイ幼稚園児の作品もコラボ

 沖縄県内の障がい者アーティストの発掘・発信を担う団体「ドアレスアートオキナワ」(呉屋マリヤ代表理事)は13、14の両日、那覇市久茂地のタイムスビル2階howlive(ハウリブ)内ギャラリーで所属アーティスト17人の作品の展示販売会「D+(ディー・プラス)」を開く。13日はトークセッションもある。

 トークセッションは午後1時~2時半で、同団体アーティスト兼理事の宮城恵輔さん、アーティストの安部美夕希さんが、身体や精神に障がいがある中での制作活動、そこに至るまでの経緯などを話す予定。

 今回は団体の「アートに垣根はない」との理念の下、年齢の垣根を超え聖マタイ幼稚園児の作品10点もコラボ展示する。県内の子どもの貧困解消に取り組む「沖縄こども未来プロジェクト」(代表・武富和彦沖縄タイムス社長)に収益の一部を寄付することにも挑戦する。

 宮城さんは4日、沖縄タイムス社を訪れ「ハンディがあってもこれだけのことができる、というのを見せられたら」と意気込んだ。

 開場時間は正午~午後5時。入場無料。問い合わせは同事務局、電話050(3196)8886。

イベントをPRするドアレスアートオキナワの呉屋マリヤ代表理事(右)、アーティスト兼理事の宮城恵輔さん=4日、沖縄タイムス社

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