山本由伸、大谷翔平へ「どデカいホームランを打って」 今永昇太との対戦控え“要望”

カブス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

5回無失点の好投で防御率4.09…渡米後最多の8K

■ドジャース 4ー1 カブス(日本時間7日・シカゴ)

ドジャース・山本由伸投手は6日(日本時間7日)、敵地・カブス戦に先発登板し、5回80球で3安打無失点。3試合目にしてメジャー初勝利を挙げた。渡米後、自己最多となる8奪三振をマークし、防御率4.09。鈴木誠也外野手とは2打数無安打1四球1奪三振。NHKのインタビューで「結果的に狙ったところではなかったんですけど打ち取れたので良かったです」と笑顔を見せた。

初回、立ち上がりから2つの安打と四球で無死満塁のピンチを作ったが、そこから3者連続三振。2回にも2死満塁でべリンジャーを空振り三振に仕留めた。3回以降は立て直し、1人も走者を出さないピッチングを見せた。「初回は少しコーナー狙い過ぎて走者を貯めてしまったんですけど、ピンチなってからは思い切って投げることができたので何とか防げました」と振り返った。

鈴木誠也外野手とはメジャー初対戦。「シーズンの序盤にいきなり対戦できたのは、すごくうれしかったというか楽しみにしていた」と明かした。初回無死二塁の第1打席は四球、2回の第2打席は三ゴロ失策だった。5回1死の第3打席は高めのフォーシームで空振り三振に仕留めた。

山本はこの日がメジャー3度目の登板。デビューとなった3月21日のパドレス戦(韓国・ソウル)では初回4安打5失点でKOされ、敗戦投手になった。3月30日(同31日)のカージナルスとの本拠地デビュー戦では5回無失点の好投を見せ、勝利投手の権利を経て降板したが、後続が打たれ初勝利はお預けとなっていた。

翌7日(同8日)の同カードではカブス・今永昇太投手が先発登板する。大谷との対戦を山本も心待ちに。「凄く楽しみに。翔平さんの応援をして、どデカいホームランを打ってほしいと思います」とエールを送っていた。(Full-Count編集部)

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