大仁田厚がフィラデルフィア「バトルグラウンド・チャンピオンシップ・レスリング」参戦で会場をわかす!

米国現地時間4月5日夜、「バトルグラウンド・チャンピオンシップ・レスリング」が、フィラデルフィアの2300アリーナで開催された。
2300アリーナは、かつてのECWアリーナ。ECWはFMWのビデオテープをサブゥがアメリカに持ち帰ったことがきっかけで興った、デスマッチ団体のため、大仁田とも因縁が深い場所。

大仁田厚が参戦した第一試合は、ババ・レイ、ディーボンのダッドリー・ブラザーズとのタッグマッチだが、大仁田のタッグパートナーはサプライズとして非公開のまま。
ダッドリー・ブラザーズの入場に続き、1人でワイルド・シングで入場した大仁田は、リング中央で待つババが咥えていたタバコに火をつけてやると、2人で煙を燻らせるパフォーマンスを見せ、会場をわかせた。

大仁田のサプライズタッグパートナーの呼び込みと共に、トミー・ドリーマーが入場すると、会場のボルテージは早くも最高潮に達し、有名レスラーの揃い踏みに「ディス イズ オーサム!」の大合唱がこだました。

リングインしてマイクを持ったトミー・ドリーマーが「ダラスのレッスルコンの会場で大仁田の隣のブースになった。その時テリーに電話した」と、昨年8月に逝去したテリー・ファンクと大仁田、そして自身の縁を語り、最後はテリーを通して「大仁田と俺はブラザーだ!」と力強く話し、歓声を浴びるや否や、大仁田とトミーはババとディーボンに殴りかかり、試合がスタート。

ババが大仁田にボディスラムの後、セカンドロープから開脚させた大仁田の股間めがけてダイビングヘッドバットを決めるなど、観客を大いに沸かせる展開。
最後はババがトミーをテーブルに沈めた。
試合後大仁田は、「いつかECWで電流爆破をやろうぜ!」と語りリングを後にした。

〈写真提供:大仁田屋〉

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