【早出し】道の駅寒河江チェリーランド、リニューアルオープン 

売店を改装し、リニューアルオープンした道の駅寒河江チェリーランド=寒河江市

 寒河江市の道の駅寒河江チェリーランドが6日、売店の内部を改装し、リニューアルオープンした。黒を基調とした内装で高級感を演出し、特に市特産のサクランボをPRする様相となっている。

 売店の広さは約830平方メートルで、愛称は「koko cherry」。サクランボ関連商品の売り場を拡大し、地域の農畜産物などを取り扱う産直施設を併設した。新たにコンシェルジュコーナーを設けたほか、全国の道の駅では初となる次世代型電動車いす「WHILL」を導入し、幅広いニーズに対応する。

 午前10時半のオープンと同時に売店は多くの来場者であふれ、一新した店内で買い物を楽しんでいた。秋田県能代市から妻と訪れた無職大坂節修さん(75)は「品ぞろえが豊富で地元愛を感じる」と話していた。

 オープン前のセレモニーには約100人が出席。同道の駅を運営するチェリーランドさがえの本間安信社長が「道の駅を通じ、寒河江市、山形県の魅力をたくさんの人に広く知ってほしい」とあいさつし、関係者がテープカットした。

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