酒田市亀ケ崎地区の新井田川沿いで、早咲きの河津桜が咲き、見ごろを迎えており、道行く人たちを楽しませている。
地元で環境整備などに取り組むまちづくりグループ・亀八起(けやき)の会(和島公(ただし)会長)のメンバーが、2008年2月に静岡県を旅行した際、現地で苗木を2本購入して同会が植樹した。今季は例年より4、5日ほど遅く3月末ごろに花が咲いた。開花から1カ月程度楽しめる。6日は1本がほぼ満開、もう1本は7分咲きとなっていた。
河津桜を撮影していた鶴岡市の会社員佐藤将一さん(44)は「今年もきれいに咲いた」と話し、ピンク色の花をカメラに収めていた。和島会長は「みんなが楽しめる場所として、周辺の環境整備に力を入れている。美しい桜を見てもらえたらうれしい」と話した。