カブスが満塁チャンス2度逸して連勝ストップ 鈴木誠也は6試合ぶりノーヒット

● カブス 1-4 ドジャース ○
<現地時間4月6日 リグリー・フィールド>

シカゴ・カブスが序盤の絶好機を逃し、連勝ストップ。鈴木誠也外野手(29)は「2番・右翼手」でフル出場し、6試合ぶりに無安打で終わった。

初回、無死二塁の好機でドジャース先発の山本由伸と日本人対決。フルカウントから外角のフォーシームを見送り、四球で出塁。その後無死満塁となったが、後続が山本の前に三者連続三振に倒れ、無得点に終わった。

2回裏、二死一、二塁で山本と2度目の対戦。初球のカーブを引っ張って三塁へ鋭いゴロを打つと、三塁手マンシーのエラーで出塁。再び満塁のチャンスを迎えたが、コディ・ベリンジャーが見逃し三振に倒れ、この回も先制機を逃した。

3点ビハインドとなった5回裏の第3打席は、カウント2-2から高めに浮きあがるフォーシームにバットが空を切り、空振り三振。山本とのマッチアップは2打数無安打、1四球、1三振に終わった。

8回裏の第4打席は4番手ハドソンと対戦。外角いっぱいへのフォーシーム2球で追い込まれると、外角低めのゾーンから逃げていくスライダーに手が出てしまい、三球三振を喫した。

この試合の鈴木は3打数無安打、1四球、2三振という内容で、今季成績は打率.313、OPS.941。鈴木の連続試合安打と共に、チームの連勝も5試合でストップとなった。日本時間4月8日の試合には今永昇太の今季2度目の先発登板が予定されている。

© 株式会社シーソーゲーム