【MLB】「ヤマモトの新たな傑作」山本由伸、メジャー初勝利に公式賛辞 圧巻の5回8Kに「なぜ注目される投手なのか証明」

ドジャース山本由伸投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたカブス戦に今季3試合目の登板。5回3安打8奪三振無失点の好投で、メジャー初勝利を手にした。

◆【実際の動画】初勝利の山本由伸が鈴木誠也と繰り広げた名勝負 95マイルの速球で奪った8つ目の三振

■序盤のピンチを圧巻投球で防ぐ

初勝利を目指した山本は初回に満塁のピンチを迎えるも、3者連続三振で切り抜ける。序盤は球数が増えたものの、その後は尻上がりに調子を上げ、5回80球で3安打8奪三振無失点の投球で、白星をつかみとった。

山本の投球にはMLB公式も「ヤマモトの新たな傑作。リグレー・フィールドでの8K」と題した記事を掲載。

記事内ではデーブ・ロバーツ監督が試合前に「芸術家」と評していたことに触れつつ、「ヤマモトは大リーグのレベルで新たな傑作を描いた」とその投球に賛辞を贈った。

また、韓国シリーズのパドレス戦で1回5失点のスタートを切ったことにも言及。そこからの修正に対して、「なぜ冬の市場で最も注目される投手だったのか証明した」と評している。

3試合目にして勝利をつかんだ山本。ここからメジャーの舞台でいくつの白星を重ねていけるかは注目が集まる。

◆【動画アリ】初勝利の山本由伸、投球分析家が指摘の“変化” 悪夢のデビュー戦からの修正点に言及「グローブの位置が……」

◆初勝利の山本由伸を指揮官称賛 絶体絶命の満塁機で3者連続K「本当にいい投球だ」

(Y.Imoto/SPREAD編集部)

© 株式会社Neo Sports