F1フラッグ柄お守り領布 鈴鹿の伊奈冨神社、日本GP合わせ 三重

【モータースポーツにちなんだ新デザインのお守り=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで】

 【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで開催中のF1日本グランプリレースに合わせ、同市稲生西2丁目の伊奈冨神社(吉田恵子宮司)がこのほど、モータースポーツにちなんだ新デザインのお守りの領布を始めた。1体800円。

 同神社は鈴鹿サーキットがある稲生地区を守護する氏神をまつる。国際レーシングコースのS字コーナーの丘に鎮座する東岡神社は伊奈冨神社の奥宮で、稲生の神が初めて降り立った根源の地として、レースの安全を見守るように鎮座されているという。

 お守りは白と黒の2色展開で、いずれも国際レーシングコースとチェッカーフラッグがデザインされており、鈴鹿サーキットが協力した。

 同グランプリ開催中は、同サーキットに臨時授与所と東岡神社遥拝所を設ける。

 同神社では「神域にコースがあることを知ってもらうとともに、御守を通じて神様との御縁をつないでほしい」と話した。

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