鳥羽水族館でお花見楽しんで 「ぼのぼの」とコラボ 春の花にちなんだ生き物展示 三重

【春の花にちなんだ生き物の展示を楽しむ来館者=鳥羽市の鳥羽水族館で】

 【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館で、漫画家のいがらしみきおさんが手がける人気漫画でラッコのキャラクター「ぼのぼの」とコラボレーションした春の企画展「キラメイて☆ぼのぼのと海のお花ばたけ」が開かれている。5月6日まで。

 ラッコ飼育40周年記念として、昨年から実施する企画展の第3弾。会場には海の花畑をイメージし、春の花にちなんだ生き物11種約100点を集め、ぼのぼのと仲間たちや同館が飼育するラッコの「メイ」と「キラ」、ジュゴンの「セレナ」をいがらしさんがキャラクター化したコラボイラストを背景に、記念撮影ができるフォトスポットも設けた。

 サクラダイは展示水槽の近くに造花の桜の木を設置し、泳ぐ姿が舞う花びらに見えるように演出。ハナミノカサゴの水槽は花見客をイメージし、桜の造花やミニチュアの弁当などを配置した。ニョキニョキと伸びるツクシを連想させる「チンアナゴ」、菜の花のように黄色い「ネッタイスズメダイ」なども並び、来館者らが水族館ならではの花見を楽しんでいる。

 広報担当の山路彩恵さんは「春の花をイメージした生き物をたくさん展示しました。ぼのぼのと一緒にお花見をしてもらえれば」と話した。

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