真中瞳 「電波少年」看板娘の素顔 実はひきこもりでメカ好きなんです

99年「電波少年」でデビュー

【今週の秘蔵フォト】1999年に日本テレビの人気バラエティー番組「進ぬ!電波少年」でデビューし、番組の企画「電波少年的ハルマゲドン2」「電波少年的80日間世界一周」でブレークして一気に人気者になったのが真中瞳だ。

幼少時からタレントを目指していたが、オーディションを受けたところ合格。キュートなルックスながら当時としては過激なバラエティーだった同番組で体を張った演技を見せ、看板娘となった後は映画にも進出。2001年には「ココニイルコト」で主演を果たして6つもの映画賞を獲得。その後、多くの映画やドラマで活躍した。

06年3月にはホストの世界を描いた映画「ウォーターズ」に出演。同年3月5日付本紙には当時26歳の真中のインタビューが掲載されている。

「小栗旬さんが主演で7人のホストが集まって店を立て直すという青春映画です。私は超リッチでホストに遊び慣れたブライダルの社長役。実はホストクラブに行ったのは1回だけで、以前ドラマの『夜王』に出るときに友人に頼んで連れてってもらったんです。もう別世界。実は私、引きこもりでメカ好きなんです」と屈託なく笑った。

小栗とは04年に舞台「タイタス・アンドロニカス」でも共演。好評を呼び、4月に再演が決まっていた。「小栗さんとはプライベートでも仲良くしているので、すごく楽しみですね。夏にはロンドン公演もあるんです。日本語でやるみたいなので、どこまで通じるか不安ですけど、演技で見せられるよう頑張ります」と元気に語った。

意外にもこの年の夏から芸能活動を中止して豪州へ留学したり、OLとして働いた。09年になると芸名を「東風万智子」と変えて音楽朗読劇で舞台復帰。その後は多くの映画、ドラマ、舞台、キャスターなどで活躍を続けている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社