ドジャース山本由伸投手(25)が6日(日本時間7日)のカブス戦でメジャー初白星をマーク。5回80球を3安打無失点、毎回の8奪三振に抑える好投を見せた。
3月21日の韓国でのパドレス戦の1回5失点〝乱調デビュー〟から2戦目のカージナルス戦が5回無失点。この日も初回に無死満塁の大ピンチを招いたが、4番・モレルからスワンソン、ブッシュと三者三振で切り抜けた。
徐々に本来の調子を取り戻した右腕に米メディアは「山本が渋滞を抜けだし再び輝きを放つ」(LAタイムス)、「ロバーツ監督が〝山本は芸術家だ〟と言った数時間後、山本は大リーグレベルで最新傑作を描いた」(MLB公式)、「山本はソウルシリーズの惨事をほうふつさせる序盤のトラブルに見舞われ、幸運なことにうまく回避した。消える魔法のような演技を成功させ、無傷で逃げ切った」(ドジャースダイジェスト)と報じている。
また韓国メディア「日刊スポーツ」も「ソウルシリーズの悪夢はなかった。まるでパドレス戦の登板を思い出させたが、結果は違った」と山本の修正能力を認めている。