中国天津港、23年純利益は30%超増

中国天津港、23年純利益は30%超増

天津港に接岸するコンテナ船。(2023年12月21日、小型無人機から、天津=新華社記者/趙子碩)

 【新華社天津4月7日】中国港湾運営大手の天津港がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比8.2%増の117億400万元(1元=約21円)、純利益が32.6%増の9億8200万元、非経常項目を除く純利益が51.2%増の9億4700万元だった。

 23年の貨物取扱量は前年比0.4%増の4億4500万トン、うちコンテナ取扱量は1.0%増の2002万TEU(20フィートコンテナ換算)だった。

 同社は「一帯一路」共同建設に質の高いサービスを提供し、欧州、南米、東南アジアなどの地域に通じるコンテナ直行航路を開通、コンテナ航路は145本に上った。そのうち、「一帯一路」沿線諸国・地域に通じる航路は55本を含む。既存の航路網をさらに充実させるだけでなく、南米向け直行航路の空白も埋めた。

© 新華社