4年ぶり長崎オーガニックマルシェ 無添加食品や雑貨並ぶ

スイーツや雑貨などを販売するテントが並んだマルシェ=長崎市魚の町

 無農薬の野菜や無添加の食品、雑貨などを販売する「長崎オーガニックマルシェ」が6日、長崎市中心部の眼鏡橋周辺で始まり、市民らでにぎわっている。7日(午前10時から午後5時)まで。雨天の場合中止、小雨決行。
 オーガニックにこだわる事業者などでつくる同マルシェ実行委主催。新型コロナウイルス禍の影響で、4年ぶりに開いた。2019年には市の「まちぶらプロジェクト」にも認定されている。
 2日間で本県のほか、福岡、佐賀、熊本の28店舗が出店。無添加の飲み物やスイーツ、無農薬の野菜、アロマ、雑貨などを販売するテントが並んだ。訪れた市民らは店主との会話を楽しんだり、オーガニックの商品を買い求めたりした。
 実行委代表の大原万里亜さん(53)は「『手間をかけてより良いものを提供したい』と思いがこもったものばかり。お店との出会いや、出展者同士のつながりのきっかけになれば」と話した。長崎市から訪れた松村美奈さん(38)は「長崎でもオーガニックのマルシェがあってうれしい。玄米餅のぜんざいが目当てで来たけど、いろんなお店の人も気さくで楽しめた」と充実した表情で話した。
 7日午前11時から眼鏡橋の近くで、ピアノとフルート、サックスの演奏がある。

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