警告画面→電話「遠隔操作で回復する、電子マネー購入を」特殊詐欺218万円 コンビニ通報で発覚

下呂署

 岐阜県警下呂署は6日、下呂市の70代の男性会社員が、計218万円分の電子マネーをだまし取られる被害に遭ったと発表した。特殊詐欺事件として調べている。

 署によると、5日夜、男性が自宅でパソコンを操作中、画面に警告表示が出たため、表示番号に電話すると、男から「遠隔操作で原状を回復する」「費用がかかる。電子マネーを購入してもらう」などと指示された。男性は6日にかけて、市内のコンビニで9回にわたって電子マネーを購入。その都度、記載番号を相手に伝えて被害に遭った。

 店内で電子マネーを購入する男性を不審に思ったコンビニから通報があった。

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