春の全国交通安全運動期間に合わせて埼玉県内での事故防止を促そうと、県警やさいたま市などは5日、大宮ソニックシティ（さいたま市大宮区）で交通安全イベント「さいたま市交通安全春のつどい」を行った。
2020～21年にテレビ放送された「仮面ライダーセイバー」で、同ライダー役を演じた俳優の内藤秀一郎さん（県出身）を交通安全広報大使に委嘱し、会場を訪れた地元住民や子どもなどの参加者に横断歩道上での事故を未然に防ぐための取り組みの推進を呼びかけた。
内藤さんはイベントで仮面ライダーに変身して、交通安全教室を実施。自転車乗用時はヘルメットを着用することや、車の運転手は思いやり運転を心がけること、横断歩道を歩行者として渡る際に気を付けることとして横断の意思を示すことなどを訴え、地元保育園の園児らに正しい横断歩道の渡り方を指南した。
内藤さんはイベントを終え「引き続き、一人でも交通事故で悲しい思いをする人が減るように交通安全ルールの大切さを伝えていきたい」と意気込んだ。
