ズボラ&忙しいガーデナーたちの救世主をご紹介
宿根草は植えっぱなしでも、何年も育てることができる植物。開花期が終わると地上部は枯れてしまいますが、開花が近づくと芽吹き、やがて開花します。
鉢植えとは異なり、植え替えの手間が少なく、最低限のお世話で育てられるのが宿根草ガーデニングのメリットです。
そこで今回は5~6月に開花する、育てやすい宿根草について参考価格とともに紹介します。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「5~6月に開花する育てやすい宿根草」
- エキナセア
- クレマチス
- アスチルベ
- モナルダ
- オダマキ
- ゲラニウム
- シラー
5~6月に開花する「育てやすい宿根草」厳選7種
エキナセア
エキナセアは花の中心部がイガグリのように盛り上がる、ユニークな姿が特徴の宿根草。花弁が傘にように付く様子もオシャレで、ナチュラルガーデンにぴったりの植物です。
開花は6~8月まで。冬は枯れて越冬しますが、寒さにも強く、植えっぱなしでも育てられる植物です。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
クレマチス
クレマチスは、上品でエレガントな花を咲かせるツル性植物です。常緑種もありますが、多くは落葉性で、休眠期には葉を落とします。根は生きているので、植えっぱなしにしておいても問題ありません。
四季咲きの品種は冬の間に肥料を与えておくと、春の花つきがよくなります。
※参考価格:400~1000円前後(3号ポット苗)
アスチルベ
アスチルベはフワフワした花穂が美しい宿根草です。5~7月に開花する花で、雨にも負けず、しっとりとした美しさが楽しめます。
日陰の庭でも育てられる強健種ですが、夏の高温多湿が苦手です。地植えにしたりして、植えっぱなしにしたいときは生育場所をよく検討しましょう。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
モナルダ
ハーブにも分類されるモナルダは、華やかな花を咲かせる宿根草です。開花期は6~9月までで、夏ガーデンを鮮やかに彩ります。
暑さや寒さに強く、環境が合うと植えっぱなしで増えていくことがあります。増やしたくない場合は、数年おきに掘り返して株の数を調整しましょう。
※参考価格:600~1000円前後(3号ポット苗)
オダマキ
ミヤマオダマキ、セイヨウオダマキ、フウリンオダマキなど、さまざまに分類されるオダマキ。いずれも凛とした美しい花が特徴で、ガーデンでも目を引く存在です。
可憐な見た目ですが丈夫な性質なので、植えっぱなしにしても長く育てられる植物です。
※参考価格:500〜800円前後(3号ポット苗)
ゲラニウム
品種の多いゲラニウムは4~6月に開花する宿根草です。どの品種も愛らしい花を咲かせるので、ガーデンのアクセントにもおススメです。
なかでも、同じフウロソウ属のヒメフウロソウは、ピンクやホワイトの小花が可愛らしい品種。花弁に入るスジがとてもオシャレです。
※参考価格:500~900円前後(3号ポット苗)
シラー
シラーはブルーやパープル、ホワイト、ピンクの花を咲かせる球根植物。球根を掘り起こさなくても、翌年以降も花が楽しめる植物です。
可愛らしい星型やベル型の花を咲かせる品種があり、さまざまな花の形や色を選ぶ楽しさもあります。ブルーの花が美しいヒアシンソイデスも以前はシラー属に分類されていました。
※参考価格:1500円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は5~6月に開花する、育てやすい宿根草について紹介しました。
宿根草は開花後に枯れて休眠しますが、休眠している間の世話が春以降の花つきに影響することもあります。
肥料を与えたり、暑さ対策、寒さ対策はもちろんのこと、植え替えをしたほうが生長を促す場合もあるので、植物の様子を見ながら臨機応変に対応することがポイントです。