長崎ヴェルカ、北海道に85-88 通算20勝お預け バスケB1

【北海道―長崎ヴェルカ】第3クオーター、ヴェルカの松本がシュートを放つ=北海きたえーる((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第30節第1日は6日、札幌市の北海きたえーるなどで12試合が行われ、長崎ヴェルカは東地区の北海道に85-88で競り負けた。延長で敗れた前節の島根戦に続いての敗戦で、通算20勝はお預け。19勝30敗で西地区7位。
 第1クオーターはヴェルカペース。厳しい守備からの速攻などで、小針、馬場らが得点を重ねた。松本らのドライブも決まって25-15とリードを奪った。第2クオーターは劣勢。5分過ぎの34-29から、立て続けに14点を決められた。ボンズの3点シュートや榎田の3点プレーで盛り返したが、このクオーターだけで32点を失った。
 42-47で入った第3クオーターは、4分に松本のドライブで52-51と逆転したが、3本の3点シュートを許すなどして再びリードされた。第4クオーターは4分に馬場がフリースローを2本成功して74-74。その後は一進一退の展開となった。80-85の残り27秒からは相手コートで厳しいプレスを仕掛けて、ボールを2度スチール。これをブラントリーの連続得点につなげて追いついたが、残り1秒で3点シュートを決められた。
 第30節最終日は7日、各地で12試合を実施。ヴェルカはアウェーで北海道との第2戦に臨む。

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