ウザすぎる…結婚を報告したら「披露宴のお車代はいくら? 足りないから……」とケチをつけてきた友人【前編】

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結婚式と言えば、おめでたくて幸せといったイメージがあるが、残念ながらその結婚式がきっかけで友人と揉めることもあるようだ。

福岡県の50代前半の女性(クリエイティブ/年収500万円)は、大学時代の友人とかつて絶縁した。友人とは、大学3年生の時に「マスコミを目指す学生の勉強会」で知り合ったそう。ともに「アナウンサー志望」だったことから仲良くなったが……。(文:長田コウ)

就職の報告をすると「なんでアンタが?」

「彼女は少しワガママで、振り回されながらも、情報交換したりしながら、就職活動をしていました」

結果は、女性は「運よく最後の最後に引っかかり、地方の局に就職」し、一方で友人は希望の仕事に就けず、「親のコネ」で就職することに。友人の性格を知っていたので億劫ではあったものの、就職の報告をした女性。すると友人の反応は、案の定、

「なんでアンタが? と言われ、おめでとうの一言はなかった」

と冷たいものだった。

女性が就職した局は地方だったため、友人とは距離を置いて生活することになった。しかし秋になった頃、友人から「再度チャレンジしたい」という連絡があった。そこで女性は大人な対応をしてみせた。

「私は系列局の採用情報や内情の情報提供をし、彼女をサポートしました。私が在籍する局でも採用があり、全面サポート。試験の前は家に泊めて、面接の練習に付き合い……」

その結果、友人は採用され、女性と同じ局で働くことになったのだ。「何の因果か」と本音を漏らすも、祝いの花を贈った女性。一方で職場では、2人が友人関係であることを隠していたという。職場の人間関係がよくなかったためだ。

そんな女性に転機が訪れる。「社内で先輩とお付き合いし、彼の異動に伴い、仕事を辞めて、異動先で結婚」した。披露宴は東京で行うことに。すると、またもや友人は自分勝手な言動をしてきたのだ。

「招待状を出す前から、自分の席が大学時代の友人席ではなく、出会った局の同僚達と同じ席にしろ。や、お車代は幾ら? 足りないから、披露宴をするホテルと飛行機の旅行パックを用意して…など口出しをしてきました」

夫にこのことを相談すると、「呼ばない方が良い」という結論になり、友人には招待状を送らなかった。この時点で女性は、友人から意趣返しをされるとは、思いもしなかっただろう。【後編へ続く】

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