シバザクラ色鮮やかに魅了 菜の花、こいのぼりと共演 東庄ふれあいセンター 千葉

来場者を楽しませる白とピンク色の咲き始めたシバザクラ=5日、東庄町の東庄ふれあいセンター

 千葉県東庄町小南の東庄ふれあいセンターで、白やピンクの色鮮やかなシバザクラが咲き始め、訪れた人たちを楽しませている。周辺の菜の花も咲き誇り、辺り一面を華やかに彩っている。

 シバザクラは、千葉県生涯大学校東総学園の卒業生らでつくるボランティア団体「東庄町芝桜の会」が手入れを行っている。当初は約60平方メートルだったシバザクラの畑は、現在約6600平方メートルに広がった。

 高さ約20メートルの竹を用いたこいのぼりが遠くからでもひときわ目立つ展示となっており、子どもの無病息災の願いが込められている。

 匝瑳市から友達と一緒に来た山口桃愛さん(7)は「こいのぼりと花がきれいだった」と笑顔。同会は「これからもっと花が咲く。開花が遅れているソメイヨシノとの共演も楽しめそう」と期待した。シバザクラは今月中旬ごろまで楽しめるという。

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