「こんなはずじゃ…」ヘアカラー失敗よりモヤモヤするのは?20~30代女子が選ぶ「美容院あるある」【完全版】

思ってたのと違う……なんてことも(photoAC)

気分転換や、イメージチェンジのために美容院に行く人は多いと思うが、垢抜けしたくていったはずが「なにか違う……」とモヤモヤなんてことも。自分に合ったサロンを見つければハッピーだが、ぴったりのサロンに出会うまではトライ&エラーも多そうだ。そこで今回は20~30代の女性100人に「美容院あるある」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

第10位には、担当者がつく時間が短い、セットが再現できない、セールストークに困る、が同率ランクイン。

美容院では客側から特別なリクエストがない限り、毎回同じスタイリストが担当するシステムのところが多い。毎回同じ担当者ならば、こちらの髪の癖や好みを理解してくれるたり、気心が知れてくるのでリクエストもしやすい。しかし、人気のスタイリストだと、同時に何人も担当していたりするため、カットとスタイリング以外はアシスタントが担当したり、待ち時間が長いというデメリットもある。

「担当を指名しても1人の担当が最後までつかない場合がある。指名した意味なしじゃん……と思う」(32歳/女性/総務・人事・事務)

「担当は最初と最後少しぐらいしかつかないことがある。これで担当指名料取られるんかぁーって考えしまう」(36歳/女性/総務・人事・事務)

「担当する美容師さんが変わる。あ、シャンプー別の人なんだ、とか」(26歳/女性/営業・販売)

セットが再現できないことに悩む人も多い。最後にスタイリストが、ドライヤーやヘアアイロンでセットしたり、スタイリング剤で整えてくれたときは満足だったが、後日、自分でやろうと思っても同じようにならなかったという経験は誰にでもありそうだ。

「セットしてくれた日と翌日の髪型が全然ちがう。がっかりした気持ち」(35歳/女性/主婦)

「切ったその日は良かったが、自分でうまくセットできずにボサボサになった。面倒だと思った」(14歳/女性/学生・フリーター)

「パーマが想像通りにならない。また失敗したかーと思った」(38歳/女性/主婦)

ヘアカットだけのつもりがカラーをすすめられたり、特別なトリートメントやヘッドスパをすすめられる。またサロンではサロン限定のシャンプーやトリートメント、スタイリング剤などを使用しており、それらをすすめられてわずらわしいという声もあった。

「トリートメントをすすめられて、そのまま流されてしまう。こんな金額になるはずじゃなかったのに」(23歳/女性/総務・人事・事務)

「追加オプションをつけられる。断りたいが、説明されて断れなくなる」(37歳/女性/総務・人事・事務)

「買わないって伝えた商品を永遠アピール。そんなにすすめるなら無料サンプルをよこせと思った」(34歳/女性)

■第8位はサービスへの不満、待ち時間が長い

第8位は、サービスへの不満、待ち時間が長い。

美容室では安くはない料金を払うので、サービス面にモヤモヤを感じる人もいた。

「髪がロングだと金額が違う。高くなるので損した気分になる」(30歳/女性/学生・フリーター)

「サービスの飲み物、1杯じゃ足りない。これおかわりできるんかな? 無理かな? と平静を装っている何ともいえない気持ち」(23歳/女性)

「よくお会計を間違えられる。少し心配になる」(32歳/女性)

「人気なのは良いことだけど、予約がとれないのは困る」(37歳/女性/主婦)

シャンプー後やカラー、パーマなど、待ち時間があるのは仕方がないのだが、スタッフが忙しすぎて待ち時間が長いということも多い。

「シャンプー後の待ち時間が長すぎる。早くしてほしい。髪が濡れているから寒いんだけど……と思いました」(34歳/女性/主婦)

「予約して来店したのに、かなり待たされた。あまり待つので帰った」(32歳/女性/営業・販売)

「ドライヤーが長い。その美容院は行くのをやめた」(36歳/女性/営業・販売)

「トータルの時間が長い。トータルの時間が長い」(29歳/女性)

■第6位はイメージと違うカラーになった、前髪失敗

第6位は、イメージと違うカラーになった、前髪失敗。

最近は個性的なカラーも増えて、髪色を変えるのが楽しみという人もいるが、イメージしていた色よりも明るい、暗いなど、仕上がりにガッカリということも。

「なんか違う色になった。悲しかったが、汚い色ではなかったのでまぁいいかと思いました」(21歳/女性/学生・フリーター)

「イメージと全く違うカラーにされた。細かく伝えたのにこんなに違うのかと悲しくなった」(30歳/女性/総務・人事・事務)

「時間が長い割にイメージと違うヘアカラー。“明るくお願いします”って言っているのにかなり暗めになり、心の中ではかなりイラついた」(30歳/女性/主婦)

「イメージよりもかなり暗くなってしまった。高いお金を支払ってカラーしたのに、イメージと異なり、少し悲しくなった」(35歳/女性/出版・マスコミ関係)

「イメージと違うカラー。自分の意志を主張しないといけないと後悔」(28歳/女性/総務・人事・事務)

前髪は、数ミリ短いだけでもだいぶイメージが変わる。プロに任せても短くされてしまったという人が多数いた。

「前髪を切られすぎた。残念、絶望」(14歳/女性/学生・フリーター)

「イメージ通りの前髪にしてもらうのが難しい。わずかな長さの違いで雰囲気がだいぶ変わってしまうのと、切り立ての前髪は顔なじみが悪い感じがする」(30歳/女性/会社経営・役員)

「美容師さんが昔ながらの人すぎて前髪がパッツンになる。パッツンは古すぎる」(15歳/女性/学生・フリーター)

「髪は自分で切ったほうが納得する。過去に戻ってやり直したい」(23歳/女性/学生・フリーター)

「前髪の生え際のクセはどうにもできないって言われる。最悪」(30歳/女性)

■第5位は「これって失敗?」技術面での不満

第5位は、技術面での不満。

こんなあるあるは勘弁してほしいものだが、高い技術を期待して行っているのに、あまりにも料金に見合わない結果になってしまったという経験を挙げる人もいた。

「自分の髪のくせが強く、美容師が扱いきれていない。帰ったらやり直そうと思う」(26歳/女性/総務・人事・事務)

「行く前のほうが良かった。センスないな……」(33歳/女性/学生・フリーター)

「ショートカットをお願いしたらきのこみたいな髪型になってしまったことがあった。会社で絶対に笑いのネタにされるなと思った」(39歳/女性/総務・人事・事務)

「リタッチで根元部分がきれいに染まったと思いきや、日が経つと根元だけ違う色になっている。お金かけたのに残念」(39歳/女性/主婦)

「オーダーよりあきらかに短くされる。絶望と怒りが湧いた」(36歳/女性/主婦)

「高速の前髪カット。ただただ怖い」(18歳/女性/学生・フリーター)

「写真を見せて髪型をこれにしたいと伝えたけど下手すぎて全然違ったり、なぜか切りっぱなしみたいな感じになる。ちょっと理想と違うから、家に帰って自分で少し毛先を切って直そうってなる」(35歳/女性)

■第4位は言いたくても言えないシャンプーのときのモヤモヤ

第4位は、シャンプーのときのモヤモヤ。

サロンでのシャンプーは、上手な人に当たると最高な癒しの時間だが、力加減など技術面で「あれ?」と思う人に当たると、それが気になってリラックスどころではなくなってしまう。また顔にのせられた布のズレや、シャンプー台への首の当たりなど、他にもいろいろ気になってしまうことが多いという人も。

「痒いところがあっても我慢してしまう。言えばいいんだけど、まぁいいかという感じ」(29歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「シャンプーしているときに首が痛くなる。しょうがないけれど痛い」(17歳/女性/学生・フリーター)

「店員さんがイケメンだとシャンプーのときドキドキしてしまう。ドキドキが止まらない」(16歳/女性/学生・フリーター)

「シャンプーをしてもらうとき、顔にかけてもらうガーゼが生乾きの臭いがする。うわーという気持ち悪いという、嫌な気持ち」(38歳/女性/総務・人事・事務)

「シャンプーする人の力が弱いのが多すぎる。くすぐったくて嫌だった」(29歳/女性/主婦)

「シャンプー台が合わなくて首が痛い。シャンプー早く終わってと思っている」(35歳/女性/総務・人事・事務)

「眠くなるけど起こされる。ゆっくり眠れそうだけど寝ちゃいけない空間だからってなる」(38歳/女性/総務・人事・事務)

「シャンプーの香りが苦手。最悪な気分」(17歳/女性/学生・フリーター)

■「美容院あるある」ランキング
1位 イメージと違うヘアスタイルになる
2位 美容師との会話に困る
3位 意志の疎通が難しい
4位 シャンプーのときのモヤモヤ
5位 技術面での不満
6位 イメージと違うヘアカラーになった
6位 前髪失敗
8位 サービスへの不満
8位 待ち時間が長い
10位 担当者がつく時間が短い、セットが再現できない、セールストーク

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