金9ドラマ『イップス』は、イップスに陥り“書けなくなった”ミステリー作家と、“解けなくなった”警視庁捜査一課刑事の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディ。
ここでは、本作の登場人物を紹介していきます。
黒羽ミコ／篠原涼子
森野徹／バカリズム
坂浦猛／渡辺大知
酒井純平／味方良介
水田勇人／足立英
初田豊／勝村政信萩原らくだ／角田晃広
樋口一之／矢本悠馬
黒羽慧／染谷将太
黒羽ミコ／篠原涼子 黒羽ミコ（くろば・みこ）／篠原涼子
ミステリー作家
デビュー作から3作連続でベストセラーを記録するも、現在はネタが思いつかず5年間新作が書けていない。
そのかたわら、持ち前の会話術と洞察力を武器にネット番組のコメンテーター業やコラム執筆をこなすも、そのせいで本業がさらに片手間になってしまっている。
5年前に出した最新作の小説はSNS上で「トリックがダサい」と叩かれ、コメンテーター業でも「なんにでもクビつっこむんじゃねーよ」などと叩かれており、イライラが募る日々。
新作の執筆に煮詰まり、執筆から逃げるために訪れたサウナで森野徹と出会い…。
森野徹／バカリズム 森野徹（もりの・とおる）／バカリズム
警視庁捜査一課刑事
かつてはエリートとして組織内でも一目置かれる存在だったが、とある出来事をきっかけに事件が解けなくなってしまった。
実は黒羽ミコの作品の大ファンだったが、最新作の完成度が悪く、コメンテーター業ばかりで新作を出さない様子に苛立ちを募らせ「トリックがダサい」とSNSに書き込むなどアンチ化。
刑事でありながら、「ノモリ」というアカウントで日々ミコの小説についてアンチコメントをつぶやいている。
坂浦猛／渡辺大知 坂浦猛（さかうら･たける）／渡辺大知
ミコの運転手
黒羽ミコの小説の大ファン。新作を待ち望んでいて、ファン過ぎて運転手であることが誇り。
アンチの多いミコの数少ない味方の1人のため、ミコからはかわいがられている。
酒井純平／味方良介 酒井純平（さかい･じゅんぺい）／味方良介
警視庁・機動捜査隊
事故現場に駆けつけ初動捜査を行う刑事。
かつて検挙率ナンバーワンを誇った森野徹は憧れの人物で、事件現場で森野を見かけると記念写真をお願いするほど。
こだわりがあるが、憧れ体質でもあり、黒羽ミコと仲良くなっていく。
水田勇人／足立英 水田勇人（みずた･はやと）／足立英
制服警官
警官として現場の規制線を守り、いつも黒羽ミコと森野徹の事件現場入りを受け入れている。
酒井純平と同じく、森野に憧れを抱いている。
初田豊／勝村政信 初田豊（はつだ･ゆたか）／勝村政信
ミコのマネージャー
マネージャーながら、“日々のコメンテーター業さえやってくれれば”といった感じで、小説家としての黒羽ミコにはまったく興味がない。
マネージャーとしては有能なためミコから信頼されているものの、常にミコを小バカにするため疎まれている。
萩原らくだ／角田晃広 萩原らくだ（はぎわら・らくだ）／角田晃広
情報番組『朝キュン』司会
取り上げた情報についてコメンテーターにテンポ良く意見を求めるも、深いところまでは切り込まずノリで番組を回す。
番組のコメンテーターを務める黒羽ミコのことは“元”ミステリー小説家だと勘違いしている。
樋口一之／矢本悠馬 樋口一之（ひぐち･かずゆき）／矢本悠馬
警視庁捜査一課刑事
イップスに陥り事件現場に来られなくなってしまった森野徹にあきれる反面、尊敬する先輩でもある。
森野が何かとウソをついて事件現場から逃げていることには気づいていて…。
黒羽慧／染谷将太 黒羽慧（くろば・けい）／染谷将太
人権派弁護士
姉のミコも認めるスゴ腕弁護士で、世間では“人権王子”という異名で呼ばれるほど。
小さい頃からミコとミステリー作品を読み漁っていて、トリックを予想したりオリジナルのトリックを考えたりもしていた。
大人になった今でもミコとはたびたび連絡を取り、小説が書けなくなってしまった姉を応援する良き相談相手になっている。
実は森野徹とも因縁がありそうで…？
