24年前の未解決事件 北広島町大朝の老人ホーム施設長(当時49)殺害 警察が情報提供 呼びかけ 広島

24年前、広島県北広島町大朝で老人ホームの施設長が殺害された未解決事件で、警察が情報提供を呼びかけました。

警察は、行楽シーズンでにぎわう時期にあわせて、安芸太田町の道の駅でチラシを配りました。

この事件は2000年12月9日の朝、北広島町大朝で当時、特別養護老人ホームの施設長だった 郷田和昭 さん(当時49)が、施設の近くで胸などを刺されて死亡したものです。事件当日、不審な男2人と白っぽい色の軽自動車が目撃され、現場から10キロ離れた場所には郷田さんのセカンドバッグが捨てられていました。

道の駅には、寄せられた情報をもとに作られた、不審者をイメージしたマネキンも置かれていました。

山県警察署 木村喜仙 次長
「事件の風化防止と、どんな小さなことでもけっこうです。みなさんの情報が頼りです」

これまでに投入された捜査員は延べ12万人余りで、304件の情報が一般から寄せられていますが、去年1年間は4件だったということです。

【情報提供】山県警察署 捜査本部 0826ー22ー0110

© 株式会社中国放送