レイブンズとMLBのオリオールズが合計約15億円を緊急基金に寄付

ボルティモア・レイブンズ【NFL】

ボルティモア・レイブンズとメジャーリーグベースボール(MLB)のボルティモア・オリオールズが現地5日(金)、両フランチャイズで合わせて1,000万ドル(約15億1,605万円)を『Baltimore Community Foundation(ボルティモア・コミュニティ財団)』の『Key Bridge Emergency Fund(キー・ブリッジ緊急基金)』に寄付すると発表した。

各フランチャイズは500万ドル(約7億5,803万円)を基金に寄付している。

キー・ブリッジ緊急基金は3月26日にボルティモアにあるフランシス・スコット・キー橋に電力を喪失した貨物船が衝突し、橋が一瞬にして破壊された事故を受けて設立された。当局によると、橋の補修工事をしていた作業員6人がパタプスコ川で転落死したとみられ、現時点で2人の遺体が収容されているとのこと。他の作業員2人は救助されて生存している。

レイブンズのオーナーであるスティーブ・ビスシオッティは金曜日に発表した声明で「この悲劇の犠牲者とそのご家族に心から哀悼の意を表します」と述べ、こう続けた。「私たちは勇敢かつ根気強く働いてくれた第一対応者に感謝しています。レイブンズはフランシス・スコット・キー橋の復旧活動や、影響を受けたメリーランド州のご家族や企業を支援できることを光栄に思います。私たちはボルティモアとメリーランド州がこの非常に困難な時期に、とてつもない精神力と強さを発揮し続けると確信しています」

1996年からボルティモアを本拠地にしているレイブンズは、クリーブランドから移転して以来、2回のスーパーボウル制覇を経験している。

「メリーランド・タフ・ボルティモア・ストロング・キー・ブリッジ基金への寄付方法はこちら」

【RA】

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