ド軍同僚たちも称賛! メジャー初勝利の山本由伸にマンシーは「見ていて本当に楽しい」 バーンズ「最高の投手の一人になる」

日本人右腕が圧巻の奪三振ショーだ。

現地4月6日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、敵地で行なわれたシカゴ・カブス戦に先発登板し、5回無失点、3安打、8奪三振の好投で今季1勝目をマーク。韓国・ソウルでのメジャー初登板は、1回5失点KO、防御率45.00という厳しいデビュー戦だったが、以降2度の先発で防御率を4.09まで低下させている。

ついに3度目の先発マウンドで記念すべきメジャー初勝利を挙げた山本。この日は、初回に無死満塁のピンチを迎え、韓国シリーズの“悪夢”が蘇るかと思われたが、なんとかそこを三者連続三振で切り抜けると、2回2死満塁の場面では、コディ・ベリンジャーを見逃し三振に。以降は3イニング連続で三者凡退に抑え、お役御免となった。

試合後、地元紙『Orange County Register』によると、5回に2点タイムリーを放ち、山本に貴重な援護点を与えたマックス・マンシーは、「韓国での試合は彼らしくなかった。彼の行動や仕事ぶりを見ていれば、そうだとわかる。だから、ここ2試合は見ていて本当に楽しかった。これからも期待できると思う」と話している。

また、捕手を務めたオースティン・バーンズは、「ヨシは素晴らしい。彼ならきっと上手くいくと思う」と信頼のコメント。「(現地3月30日のセントルイス・)カーディナルス戦でも好投していたのは明らかだし、今日も本当にいいピッチングだった。彼が足場をしっかりと固めれば、球界最高の投手の一人になるだろう」と絶賛していた。

少しずつ本来の調子を取り戻している山本。今後の投球にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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