松村沙友理 静岡・川勝知事に疑問「静岡県のことを考えてやっていたのかな」

松村沙友理

元乃木坂46でタレントの松村沙友理(31)が7日、「サンデージャポン」(TBS系)に出演。静岡県の川勝平太知事が辞職表明した件を受けてコメントした。

川勝氏は1日に行われた新規採用職員向けの訓示で、「県庁はシンクタンクです。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違って、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。ですからそれを磨く必要がありますね」と発言。これに職業差別だと批判が集まり、川勝氏は辞職を表明していた。

辞職の理由として川勝氏は失言のほかに、リニア問題で「大きな区切り」となったことを挙げた。JR東海は2027年のリニア開業断念を表明していた。

松村はリニア開業延期について、「個人的にはすごい楽しみにしていた。地元が大阪なので今2時間半かかるのが、67分で行けるのは魅力的だし、新しいものができるのはワクワクする。残念です」と話した。

また、川勝氏については「知事が辞めた理由が『ここで大きな区切りがついた』っていうのが、環境問題が関係しているとは思うけど延期したからって終わりではない。それなら中止にすべきだし、延期して『僕の仕事は終わりました』っていうのは静岡県のことを考えてやっているのかなって感じました」と指摘し、辞職理由に疑問を投げかけた。

これを受けて慶大大学院教授の岸博幸氏は「今の疑問は正しい。問題発言で辞めるだけだと恥ずかしいから理屈を付けたのかなって感じはする」とフォローした。

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