ウィングの獲得に動くユヴェントス 2選手を売却し、新たな選手を迎え入れか

写真:今夏にフリートランスファーとなるF・アンデルソン

ユヴェントスは今夏の移籍マーケットで攻撃陣の再編に着手し、特にウィングポジションの選手獲得に動くという。イタリア『Gazzetta dello Sport』が報じている。

ユヴェントス首脳陣は3-5-2のシステムだけではなく、4-3-3もしくは4-2-3-1など柔軟に切り替えのできるチームの構築を目指しているという。そこでユヴェントスはフィリップ・コスティッチとサミュエル・イリング=ジュニオールを今シーズン終了後に売却し、新たな選手を迎えることを検討しているという。

『Gazzetta dello Sport』はコスティッチとイリング=ジュニオールに代わる選手を挙げている。そこにはヘタフェに所属するメイソン・グリーンウッドの名前も含まれており、フットボールディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏が高く評価しているという。

現在グリーンウッドはマンチェスター・ユナイテッドからヘタフェにレンタル移籍しているが、今シーズン終了後にマンチェスター・ユナイテッドに復帰する予定だ。2022年に恋人への暴行などの容疑で逮捕され、後に不起訴となったグリーンウッド。同クラブでのプレーは不可能と判断されており、来季以降もマンチェスター・ユナイテッドでの将来は不透明な状況だ。

他にも、ラツィオのマッティア・ザッカーニとフェリピ・アンデルソンの2人も候補に挙がっているようだ。イタリア代表のザッカーニはラツィオと2025年6月までの契約と、残り契約年数が短いことから比較的安価での移籍金で獲得が可能と見られている。また、フェリピ・アンデルソンは今シーズン限りで契約が満了となるため、フリートランスファーでの獲得ができる。

今シーズンここまでリーグ戦で44得点と、攻撃のテコ入れを検討しているユベントスは、どの選手を夏に迎えるだろうか。

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